匠の宿 山懐からの手紙

どこからも遠く、だからこそめぐり遭える「湯」と「自然」と「人」。山懐で癒しの宿を守り続ける番人達からの手紙
        
         
         3年ほど前、この地を訪れた頃
         担当者から説明を受けた。
         「この場所が建築予定地です」

                   うっそうと茂る雑木林
                   踏みしめるとフカフカな大地
                   鳥のさえずり
                   川の音
                   ワクワクした事が蘇ります
                   「自然と共存する宿」
                   すごいと思った

            まさか自分が担当するなどとは
            思いもしなかった・・・・・


            そして去年の1月、再びこの地を訪れ
            正直、愕然とした。

画像 690


               大地はむき出しの石交じり
               開けてしまった林
               敷地面積 4500坪
               忽然と自然が消えた

        コピー 〜 DSCF9728 の補正


            それはまるで山火事の後
            西部の荒野・・・
            春の雪どけは無残な姿を見せる事となる。

     
              
                  自然破壊
   
         画像 342

                                   
                                  P1010081.jpg


           
           この「しでかした事」への償いは「復活」
           再生ではなく大地の復活と考える
           
           
           此処に関わる者の責任として
           それは「掟」となり受け継がれる

           秘めた強い力を借り
           種をまき、苗えを植える
           何年掛かろうと
           この大地には偉大なる力があるから

          
           そしてこの春、去年、番頭の植えた
           片栗の球根が花を咲かせた
           
           「春の妖精」とも呼ばれるこの花は
           小さいけれど、復活にふさわしいと思う
           そして大地の力はやはり偉大だと思った・・・・

            

          コピー 〜 画像 7032


山懐の妖精
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コメント
この記事へのコメント
菊屋では大変な春の騒動でしたね!
もう立派なひとり言継承者ですよ!
これからも沢山の人を楽しませてくださいませ!
2008/04/11(金) 21:58:24 | 山おやじ | #-[ 編集]
1年経過しました
まだまだ雪が在りますね。
こちらのブログもお預かりして早、1年がたちました。
早いものです・・・・・・・
この頃、ブログファンも増えてきて
チェックインの際に「見てますよ〜」のお言葉を頂くことが多くなりました。
2008/04/11(金) 21:20:57 | 菊屋の丁稚・小番頭 | #-[ 編集]
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