匠の宿 山懐からの手紙

どこからも遠く、だからこそめぐり遭える「湯」と「自然」と「人」。山懐で癒しの宿を守り続ける番人達からの手紙

深山桜より名前をいただき


「深山桜庵」と申します。  
 みやまおうあん




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photo  by   深山桜




今年の冬は雪が少ないらしい
この地に私達が「宿」という施設を立ち上げる事となった
名は「深山桜庵」


冬は雪が多くお客様も少ないらしいが…しかし…いい所だなぁ…と思う


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出来ればこれからの季節をお届けできればと考える
見た事のない風景が、神秘的な自然の造形をお届けできれば  と  考える。


そして、ここに腰を下ろし、ここまでの事、これからの事
なにより「深山桜庵」の事をこの山懐の地よりお伝え出来ればと考える。


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寒さは木々に結晶を散りばめ、見た事の無い風景を見せてくれる。


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朝日はそれを宝石に変えて、そして、ただ見惚れてしまう。


photo  by  深山桜

遠くへ行きたい。
昔そんな番組があったっけ‥


 長く座ったままやっと目的の地へ
「クー」と言いながら背伸びを一つ
吸い込んだ空気に「あっ」と気付く


便利な旅もいいけど本当の旅をしてみるのもそろそろいいかな
そんな事を考えて街を離れてみた‥
車窓の景色が現実から遠ざかる


少し不安な気持を「旅」と言う言葉で打ち消す
 雪の結晶って見た事がないな‥
雪の日は暖かいって聞いた事があるけど‥


 ワラの長靴?
カンジキ?
宿のパンフレットの文面を読み返して


遠くの山には雪‥     P1010020.jpg


 深山桜庵へ向う